堺市地域医療情報ネットワークシステムでは、このネットワークに参加している情報公開施設で治療した患者さんの診療情報を、ネットワークに参加した施設とセキュティの高い通信を介して共有することで施設間の通院や入院をスムーズに行うことができます。また、必要時に応じて情報参照施設からも治療に必要な情報を共有します。

情報を公開している病院の入院時の治療経過を患者さんの身近な医療機関(参照施設)と共有することで、退院後の診療をよりスムーズに受けられます。
患者さんの身近なかかりつけ医(参照施設)が情報を公開している病院の検査結果を早く確認することができるので、スムーズに通院することができます。
薬や検査の重複を避けることができ、患者さんの身体的、経済的負担を軽減することができます。
たとえばこんな時・・・


Q&A よくあるご質問
- Q利用について手続き等は必要ですか?
- A
患者さんの手続きは特に不要です。
施設の医師や事務職員から紹介状作成時や入院時に堺市地域医療情報ネットワークシステムを利用した情報提供を行う旨を口頭でお聞きし、了承を頂けましたらネットワークに参加している連携が必要な施設に情報を公開します。
- Qどんな情報が共有されますか?
- A
情報公開施設のカルテに記録されている患者さんの情報(生年月日、住所、連絡など)、アレルギー情報、カルテ情報(病名、処方歴、検査歴など)、各種オーダー情報(処方、注射、検査など)、検査結果(レントゲン画像など)が共有されます。そのほかに治療に必要な情報をネットワークに参加した施設間で共有します。
- Qネットワークに参加しているすべての施設で情報を共有するのですか?
- A
患者さんが通院(入院)する、または予定がある施設以外は共有しません。
ただし、緊急時、患者さんの治療に必要な情報については情報公開施設と救急搬送する消防と共有することがあります。
また、患者さんのご希望によりネットワーク全体、または一部の施設との共有を停止することができます。